時事

EV化の懸念点

前回の記事でも説明しましたが
近年、世界各国でガソリン車やディーゼル車の割合を減らし、EV(電気自動車)を普及させようとする流れがあります。俗に言うEV化です。

しかし、EV化には否定的な意見も多く見られます。

今回はその意見をいくつか紹介していきます。

①火力発電
国際エネルギー機関(IEA)が公表している最新データによると、世界のほとんどの国で主になっている発電方法は火力発電です。
EV化することで排気ガスは減りますが、結局車を走らせるのに使う「電気」は火力発電で作られているので、結果的にCO2削減にならないのではないか。という意見があります。

②充電インフラの整備
充電のできるスタンドなどを作るのに少なくとも14兆円ほどかかると言われています。
金銭的な面でもそうですが、短期間で大量にスタンドが作られなければEVの普及に時間がかかるため、現実的ではない。という意見があります。

③失業者の増加
失業者の増加とEV化は一見なんの関係もないように思えますが、実はそんなことありません。
ガソリン車やディーゼル車の部品数は三万点程
EVの部品数は一万点程と言われています。
およそ3分の1です

これの何が問題かというと、車は部品1つ1つにそれらを作る会社が存在し、それらを組み合わせて1台の車が作られています。
しかし、EVになることで必要な部品数が減るので、部品を作る会社も少なくなります。

言い換えると、今まで車の部品を作って生計を立ててていた会社のほとんどの仕事が必要では無くなるということです。

日本における自動車産業の就業者数は全就業数のおよそ9%を占めていると言われています。もしEV化が実現したらこの9%の中からどれだけの失業者が出るかは計り知れません。
そのため日本では特に③が問題視されています。