クルマ好きの経営者にとって永遠のテーマ、
「ポルシェは経費で落とすことはできるのか?」です。
(本記事は、あくまで素人が実体験でつかんだ情報なので、実際には、あなた自身の税理士さんとご相談くださいね。)
結論から言えば、仕事で使っていれば経費にできるでしょう。
しかし、「そんなことは他のブログに書いてあるワイ。実際のところが知りたいんじゃ!」
と言うあなたに書く内容です。
1台しか社用車が無く、それがポルシェであるなら理論上は経費にできるでしょう。
しかし、実際には、あなたの業界や地域で、似たような業種の経営者が、そうしているかが重要なようです。
(ウチの税理士さんが言っていることを、かみ砕くとそういうことのようです。)
すごーく田舎で、普通の鉄工場でもやっていて、いきなりポルシェ買って100%経費です!ってやったら、税務署は言うでしょう。
「趣味ですね。半分は個人使用として按分してください。」って。
また、「なぜポルシェで無いといけないのですか?」と聞かれることでしょう。
やっぱり車両価格が高いですし、趣味性が高いクルマであることから、経費を増やして税金を逃れる意図を疑われて否認される可能性が大です。
そういうとき、よくネットに書いてある通り、実際に100%使っていれば経費だと主張すれば通るかもしれませんが、かなり揉めることでしょう。
裁判でもやれば通るかもしれませんが、現実にはこの時点でOUTです。
ここまで読んだあなたは、2ドアポルシェだからそうなんだろ?
ポルシェの4枚ドアならいいんじゃないか?
と思ったかもしれません。
しかし、田舎だともうポルシェってことだけで、NGな感じです。
2枚ドアだろうが、4枚ドアだろうがあまり関係ありません。
もし、周りがポルシェだらけの東京の港区界隈で、同業系経営者もポルシェを買って経費で購入してたらOKになる(問題とされない)可能性が高いです。
売上や業種とのバランス、要するに世間一般の常識で考えてどうかの判断になると思った方がよさそうです。
自分の知り合いが数十年前に、まだ市内でも珍しかった(今では普通の)ドイツ車を社用車として購入した時は、税務署に否認されて私用分として半分を按分していたそうです。
しかし、それから時代が経ち、そのドイツ車も街で普通に見るようになった結果、現在は普通に誰でも経費で落とせる範囲の車となっています。
ということで、「ポルシェは経費になるのか?」問題で悩んでるアナタ!
皆のために、いち早くチャレンジして、後進に道を切り拓いてください。
追加記事もよろしければどうぞ。
→ポルシェは経費になったのか?