不動産

家は賃貸一択

過去に書いた記事の本音シリーズ第二弾です。

過去の記事、持ち家vs賃貸の結論では、
住みたい方に住めばいい。と述べています。

これもまた保守的な文章ですね。

本音はこうです。
「家は賃貸一択」※法人は除く

田舎に行けば行くほど土地や建物に価値はつきにくいので賃貸一択です。

特に田舎+サラリーマン+持ち家の三条件は最も避けるべきです。

どうしても持ち家にロマンがあるなら別ですが。。

持ち家派でこんな事例をよく見かけませんか?

①子供は大きくなり家を出て、パートナーは他界、そして大きな一軒家に老人が1人暮らし
②家を建てた数年後に離婚、妻と子は家を出て、建てた家には良い値が付かず、大きな一軒家に独身の男が1人暮ら

住み替えが容易にできないのが持ち家の最大のデメリットです。

最悪の状況を想定してみます。

・隣の家がゴミ屋敷になる
・近所で殺人が起きる
・絶対遵守の転勤命令
・家族が家から居なくなる
・近隣の治安の悪化
・人間関係によるうつ病
・家の老朽化
・地震、火災、津波などの災害
・水俣病、四日市ぜんそくなどの公害
・リストラ

どれがいつ起きてもすぐに引越せるのは賃貸の強みです。

ハウスメーカーに騙されて「持ち家の方が賃貸よりお得」と思い込んでいる人が多いようですが、本当にそうでしょうか?

修繕費、金利、固定資産税、保険料などは生涯でいくらかかるのか。この計算が抜け落ちている気がします。

また、その地域に建てる家の価値が数年後どうなっているのか。このシュミレーションも足りてない気がします。

持ち家派の反論として「年寄りになったら賃貸借りれないだろ」というのがあります。

たしかに一昔前はそうでした。

しかし、今は少子高齢化の時代です。
そんな時代に年寄り入居拒否なんてしたら大家の家賃収入が無くなるので高齢者でも賃貸は借りれます。

あと20年もすれば尚更です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
高齢者は賃貸物件を借りれないってホント?

これらのことを加味すると「賃貸のほうがいい」と私は思います。