不動産

入居審査の内容

不動産

不動産関係の会社で働く息子が、「俺も記事を書きたい!」と言ってきました。
時々、彼の記事を掲載していきます。

不動産の話になりますが、ご興味ある方に向けてのものです。

以下、息子が書いた記事になります。よろしければご覧ください。

引っ越しを考えているあなたに向けて

今回は賃貸物件での入居審査の内容について話していきます。

よければ参考の1つにしてください。

入居審査で見る点は大きく分けて3つです。

①家賃の支払い能力があるか
②連帯保証人、緊急連絡先がちゃんと機能するか
③入居者の外見、人柄

※①〜③のどれを審査するかは物件によって異なり、①だけの場合もあれば全部審査する場合もあります。以前書いた記事でも少し触れているので良ければチェックしてください。

①家賃の支払い能力があるか
大家さんからすると家賃の滞納は非常に避けたいものです。それを避けるため、家賃の支払い能力を審査します。

支払い能力を審査する内容としては、主に次の4つがあります。

・クレジットカードの履歴
→過去に一度でもブラックリストになっている場合、支払い能力を疑われることがあります。

・家賃に対して収入が見合っているか
→業界では月収が家賃の3倍以上あると審査が通ると言われています。審査が厳しいところだと3.3倍がボーダーラインになる場合もあります。

・同棲、同居、シェアハウスかどうか
→これらの場合、解消した際にどちらか片方の家賃負担になり結果的に家賃を支払えなくなることが懸念されることがあります。

・賃借人の職業、会社
→分かりやすく例えると、水商売、フリーター、無職の人は収入が安定しないことが多く、支払い能力を疑われてしまう場合があります。

②連帯保証人、緊急連絡先がちゃんと機能するか
連帯保証人と緊急連絡先がちゃんと機能していなければ設定している意味がないので、これも審査の対象です。

連帯保証人、緊急連絡先を審査する内容としては、主に次の2つがあります。

・連帯保証人に支払い能力があるか
→入居者が家賃を滞納した場合、代わりに家賃の支払いをすることが求められるため、それなりの支払い能力が要求されます。

・緊急時にすぐ連絡がつくか
→連帯保証人と違って家賃を代わりに支払うことはなく、あくまでも入居者に何かあった時の連絡先です。文字通り緊急時の連絡先なので緊急時にすぐ連絡のつく電話番号が求められます。

③賃借人の外見、人柄
あまり大きな声では言えませんが、入居後のトラブルの可能性を疑われるような外見、人柄の場合は入居を断られてしまうケースがあります。

まとめ
もし今、申し込んでいる物件の審査が落ちたとしても気にする必要は全くありません。
先ほども少し述べましたが、「大家」「物件」「利用する保障会社」によって①~③のどれを見て審査するかは異なり、一つ落ちたからといって全ての物件の審査に落ちる訳ではありません。きっとあなたに合う物件はあります。
二度手間にならないためにも、審査に落ちる理由に心あたりがある人は前もって不動産屋に相談してみるのもいいかもしれません。