不動産関係の会社で働く息子が、「俺も記事を書きたい!」と言ってきました。
時々、彼の記事を掲載していきます。
不動産関係の仕事をする際に
宅建(宅地建物取引士)の資格は取るべきか?
結論から言います。
新卒もしくは転職したばかりなら取らないほうがいいです。
入社してある程度経ってから取るべきです。
なぜ新卒は取るべきではないのか説明していきます。
一般的に
「宅建を持っていると給料が高い」
「会社から取るように言われている」などの理由から宅建を取ろうとする人がいます。
たしかに、給料は3万円くらい高くはなりますが、
まず、大前提として
宅建は宅建士にしかできない仕事(重説、
言い換えると、持っていない場合は重説と記名押印ができません。(さぼれる)
会社が宅建を取るようにしつこく言ってくるのは、宅建士の最低設置人数があり、この人数に満たないと行法違反になるからです。
新卒宅建士のデメリットは
自分の契約だけでなく上司の契約の重説や記名押印をやらされるこ
入社したばかりだと上司の言うことを避けられませんからね。
歩合給で稼ぎたい場合、
しかし、上司の契約の分をやらされることで、
言い換えると、歩合で稼げなくなるということです。
いやいや、「
重説と記名押印トータルで1時間くらいかかります。
少なく見積もってそれを1日3件こなすとします。
すると3時間分自分の接客に割ける時間が減るため、
目先の数万円を取るか、その先の歩合で数百万稼ぐか。
「数千万稼いでいるプレイヤーはみんな宅建を持っている」というイメージが
実は、
稼ぐプレイヤーほど、宅建を持っていない傾向にあります。
宅建を持っていないことで重説と記名押印の時間が割けて接客に集中できますからね
これは私自身も業界に入った時に驚いたギャップの一つです。
目先の数万円を取りにいかずに、歩合で数百万稼ぎましょう。
重説と記名押印は宅建士の誰かがやってくれます。
どうしても資格が欲しいのであれば
宅建には2年以上の実務経験があると50点満点中5点分免除される仕組みがあるので、ある程度の地位を築いたら宅建を取るのはアリです。