不動産

引っ越しの流れ(部屋探しから鍵の引き渡しまで)

不動産関係の会社で働く息子が、「俺も記事を書きたい!」と言ってきました。
時々、彼の記事を掲載していきます。

不動産の話になりますが、ご興味ある方に向けてのものです。

以下、息子が書いた記事になります。よろしければご覧ください。

引っ越しを考えているあなたに向けて

今回は賃貸物件への引越しの流れを説明します。

主な流れ
①部屋探し
②内見
③申込
④審査
⑤入居日(家賃発生日)の確定
⑥初期費用の支払い
⑦契約の読み合わせ
⑧鍵の引き渡し

部屋探し
事前にSUUMOやホームズで探してから不動産屋に行くのが不動産屋にイメージが伝わりやすく、実際の相場感もわかるのでオススメです。

内見
車で実際に物件に行くイメージが多いと思いますが、感染症に感染するのが怖い方、遠方に住んでいて内見に行くのが大変な方なども内見ができるようにSNSツールを使ったオンライン内見、VR内見などを取り入れている不動産屋も増えているので実際に見に行かなくても内見は出来ます。

申込
「この物件を借りたいです」という意思表示で貸主に申込書を送ることです。この申込をすることで、物件止め(他の人に物件を取られない状態)をすることができます。

審査
通常1週間ほどで終わります。審査の内容は物件(利用する保証会社)によって異なるので一概には言えません。

※現在賃貸物件に住んでいて、別の賃貸物件に引越しを考えている方はこの段階で退去申請をすることをオススメします。

入居日(家賃発生日)
貸主によって延ばせる期間が異なるのでこれも一概には言えませんが、審査が通ってから長くて2週間くらいの期間のところが多いです。

初期費用の支払い
分割での支払いが可能な不動産屋も増えているので気になる方は取り入れている不動産屋を探してみてください。

初期費用の概要については前回のブログで書いているので良ければチェックしてください。

契約の読み合わせ
契約書を不動産屋と読み合わせするもので、店舗に出向いてやるのが主流ですが、近年はSNSを使った読み合わせをしている不動産屋も増えています。

鍵の引き渡し
実際に店舗に鍵をとりに行く方法と郵送で送ってもらう方法の2つの方法がありますがこれは物件によって決まっているので、審査が通った後、不動産屋に聞いてみてください。

ここまで話した①から⑧までの流れを終えて、晴れて引越しの完了です。

ちなみに、
③の申込から⑧の鍵の引き渡しまでの期間は一般的に2〜3週間ほどと言われています。

ここで一つ疑問が生まれますよね。

すでに賃貸物件に住んでいて、期間満了前に次の物件に引っ越したい方の場合、ほとんどの物件が1ヶ月前に大家さんに退去申請をしなければなりません。

しかし、次に引っ越す物件は2〜3週間ほどで入居日(家賃発生日)を迎えてしまうので家賃被りが発生してしまいます。

この家賃被りは避けたいと思うのは普通ですが、
ほとんどの物件は基本的に1週間ほど家賃被りをしてしまうのでしなければラッキーくらいに考えておきましょう。