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消費税率が15%になる?

消費税率が15%になる?

どうやら財務省で「消費税率を15%に増税する」という議論があるようです。

まず、前提知識としてコロナ対策として行われてきた政策の財源は借金」です。
今回の増税はこの借金(国債)への対策として検討されているのでしょう。

90年代と比較すると
年々、平均年収は下がっているのに対して、年金保険料、健康保険料、所得税、消費税は上がっています。

言い換えると昔の月給30万円と今の月給30万円は全く価値が違います。
手取りで言うと前者は26万円、後者は23万円くらいといったところでしょうか。

そのような状況下で消費税が15%になれば消費そのものが減り、日本経済が回らなくなるのは必然でしょう。

確実に「消費をしない世の中」になります。

また、日本の消費税の特徴として、
一度上がってしまうと二度と下がらない傾向にあるので、今後の消費税率のインフレが懸念されます。

数十年後には消費税率30%!となっていても不思議ではないですね。

また、2021年の4月1日より、総額表示(税込表示)が義務になります。
この変更が「次の消費税増税への布石ではないか?」という考察をこちらの記事でしているで、よければご覧ください。↓
総額表示(税込表示)の義務付けについて

ちなみに、世界ではコロナ後に「減税」をした国が50カ国以上あり、減税の流れが主流のようです。

余談ですが、
ほとんどの税金が増税されている中、ここ30年間減少傾向にある税金があります。

それは「法人税」です。

これが何を意味するかというと
節税のすべを持っている者はより金持ちになり、節税のすべを持たない者はより貧乏になるということです。

賢く生きるすべを身につけねばなりませんね。