GAFA(ガーファ)という言葉を聞いたことはありますか?
徐々に浸透してきている言葉なので聞いたことはある人は多いかもしれません。
現在、そしてこれからの時代をGAFA抜きで語ることはできないでしょう。
今回はこの「GAFA」について話していきます。
GAFAとは何か。
スコット・ギャロウェイ氏が提唱した言葉であり、米国の主要IT企業である、Google、Amazon、Facebook、Appleの 4社の頭文字を取ったものです。
今年(2020年)のコロナウィルスの蔓延により、経営危機や減収、減益に陥った企業は少なくないでしょう。しかしそのような状況の中でGAFAはインターネットを軸にしたプラットフォームを提供していることもあり、その影響を受けることなく、ますます勢いを増しています。
それぞれの企業の主なサービス
Google
検索エンジン Google、GoogleアドセンスChrome、Googleドライブ、YouTube
Amazon
ECサイトAmazon、電子書籍、音楽や映画の配信
Facebook
Facebook、Instagram
Apple
PC、スマホ、タブレット、それに付随するアプリ
YouTubeの運営はGoogle、Instagramの運営はFacebookがしていることを知らなかった方は多いかもしれません。
2005年にGoogleはYouTubeを買収、2012年にFacebookはInstagramを買収しています。
YouTube、Instagramのどちらもブームが来る前の買収です。
こうした時代の流れを先読みした行動ができるのもGAFAの強みの1つと言えるでしょう。
また、仕事や娯楽などのさまざまな場面でGAFAのサービスは利用されているため、
GAFAのサービスだけで日常が成り立っている方も少なくないと思います。
GAFAだけで日常が成り立ってしまう状態、まさしくGAFA一強です。
しかし近年、ユーザーの生活を便利にしている反面、GAFAの規模が大きすぎるが故に市場の競争が妨げられることや個人情報の独占に繋がってしまうことを問題視する声も少なくありません。
そのため、各国ではGAFAの規制や解体を求める動きも見られます。
そのような状況の中でGAFAは今後どのような運営をしていくのか注目ですね。