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Coravin(コラヴァン)は使えるのか?

Coravin(コラヴァン)は使えるのか?

ワインラバーの間で話題のCoravin、僕も買ってみました。
こんなの感じのものです。

参考にコラヴァンのサイトです。

Coravin(コラヴァン)とは?

ワインを劣化させずに、飲んでいくためのアイテムです。

普通、ワインは開栓すると劣化が始まります。
後になればなるほど、最初とは違うものになって劣化して不味くなってしまうわけです。
すると自宅で一人飲みだと、どうしても飲むのがノルマになってしまうのですね。

「昨日開けたあのワイン、今日も飲まなくちゃ!」とかです。

コラヴァンを使うとそれがなくなります。
劣化しないのかって?
しないですね。

コラヴァンのすごい点

間に休肝日を設けても問題ありません。
ニードルタイプ(針をコルクに刺す)のものは、コラヴァン自体によると
開栓していない状態と同じ状態をキープすると言っています。(最近出たCoravin PIVOT(日本未発売)は開栓が必要なので数週間のようです。)

ワイン1本にコラヴァン1個使うのでは無く、コラヴァン1個あれば何本にも使えるのです。

なので、何本か並行して飲んでいくようなことが可能になりました。

白2本、赤3本どれでも好きなものを好きなだけ飲んで、残ったものが劣化しないのです。
夢のようです。

コラヴァンのおかげで、今までより良いワインを買って少しだけ飲む形にできました。

自宅一人飲みは、劣化を考えると、あまり良いワインを買うことが出来なかったのですが、コラヴァン導入により、安心してそこそこのものを買うことができるようになりました。
僕のような少量を多種飲みたいタイプの人には、ベストマッチです。

■使い方についての注意点

コラヴァンの通常モデルは、ニードル(針)をコルクに刺します。
そのため、ニードルを刺した状態でアルゴンガスを吹き込み終わってから、ワインが出てくるのを待ちます。
あまりたくさんガスを吹き込むとワインボトルの内部に圧力を掛けてしまい、最悪の場合ワインボトルが割れます。

なので、ガス噴出レバーを動かすのは、ほんの一瞬のワンプッシュと覚えておいてください。
「ワンプッシュしたら待つ」
です。

そしてワンプッシュしたら待つを繰り返し、充分ワインを出した後は、ゆっくりとボトルを起こして、余分なガスが抜けるのを確認してください。
ゆっくりとボトルを起こすとガスだけが抜ける瞬間があります。
これをしないと、ボトル内圧が高いままになってしまい、後でワインが噴いたりコルクが抜けたりします。

また、コルクは毎回同じ所を刺した方が、コルクの破損が少ないように感じます。
毎回違うところを刺せるように、コラヴァンは中心から少しオフセットした位置に針があるような設計です。

しかし、実際に使ったところ場所を変えると、中心付近を場所を変えて刺すことになり、コルクが破損してしまいコルクカスが内部に入ったり、コラヴァン使用時に別の穴からワインが出るようになってしまうことがありました。

なので、ホイルカッターでフォイルを切らずにフォイルの上から刺すと、前回針を刺した位置がわかりやすいです。

結論
コラヴァンは使えます。オススメです。
良いワインを少しづつ楽しみたい方はコラヴァンをお試しください。
きっと新しい世界が開けますよ!