お金

電気代が10万円超え?

不動産関係の会社で働く息子が、「俺も記事を書きたい!」と言ってきました。
時々、彼の記事を掲載していきます。

昨年(2020年)の年末あたりから、電力卸売価格がおよそ10倍ほどに高騰しています。

電気卸売価格とは
日本卸電力取引所(JEPX)という電力の売買を行える国内唯一の会員制の卸電力取引市場で決められています。

よくわからない方は株やFXの電力版と考えて頂けばなんとなく伝わると思います。

電力卸売価格が高騰すると何が問題なのか?
市場(JEPXの値動き)と電気代が連動する市場連動型プランで電気を契約している場合、高騰の影響をもろに受け、電気代が10倍、中には10万円を超える家庭もあると言われています。

また、価格の高騰は2月以降も続くという意見もあります。

市場連動型プランのメリットとデメリット
市場と連動しているので当然
メリットは電力卸売価格が安い時は電気代も安くなることです。
反対に、デメリットは電力卸売価格が高い時は電気代も高くつくことです。

ネットで「このようなプランを契約するような人がいるのか」という意見を目にしました。
結論から言うと一定数います。

例えば、入居前にライフライン(電気、ガス、水道)の設定を業者に委託した人たちです。
「ライフライン開通の連絡が大変だと思うので、よければ、こちらで無料で設定しますよ」みたいなことを言われて委託してしまった場合は、地方の電力会社の市場連動型プランになっている可能性があります。
心当たりのある方は契約内容を確認してみてください。

電力会社や電気料金プランを変更したい場合
2016年の「電力の自由化」によって誰でも電力会社や電気料金プランを選べるようになっているので、今使用している電力会社や電気料金プランが気に入らなければ、変更することができます。

稀に、一部マンションや集合住宅では、建物全体で一括契約をしていることがあります。
その場合は世帯ごとの契約ではないので個人で変更することができません。