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ドラマ「今際の国のアリス」を見て思ったこと

今回はただの感想文です。

つい最近Netflixで「今際の国アリス」というNetflix制作のドラマが公開されました。

ちなみに、今際と書いて「いまわ」と読みます。
「今際の国アリス」はマンガが原作で、映画「キングダム」や「GANTZ」を手がけたことで有名な佐藤信介監督が全8話のドラマにしています。
この作品のストーリーとしては「今際の国」というプレイヤー以外の人間がいない東京そっくりの「国」(空間)でプレイヤー同士が命をかけたゲームをするというものです。

ドラマ「今際の国のアリス」を見て思ったこと
ちなみに私は8話全て観ました。
中でも印象に残っているのが、
1話で無人の渋谷駅が映るシーンがあるのですが、どうやら、渋谷の街にそっくりな街をセットで作り、VFXも加えて撮影したようです。どう見ても渋谷にしか見えなかったです。とにかく圧巻でした。
他のシーンでも「どうやって撮影してるんだろう」と思う迫力のあるシーンが多いので是非見てほしいです。
また、映像だけでなく、どの話も面白く、デスゲームをするということもあり、心理的な描写も見事に表現されていました。

作品全体の感想としては
近年の日本ドラマや日本映画で見るクオリティーをはるかに上回っていました。
「これからはNetflixの時代だ!」と言わんばかりのクオリティー。
あまりのクオリティーの差から、今まではテレビドラマや映画に出るのが「すごい」「売れっ子の証」「売れっ子への近道」のような風潮がありましたが、今後はテレビドラマや映画に出るよりNetflixの作品に出ることが「すごい」とされる時代が来るのだろうなと思わされました。

事実として、テレビ業界はスポンサーがYouTubeなどに流れ、製作費が下がっている中、Netflixは2020年12月現在で2億人近く会員がいて、世界190ヵ国に配信されていています

ちなみに2020年のNetflixオリジナルコンテンツの予算はおよそ1.9兆円だったそうです。
2021年のオリジナル作品にも期待が膨らみますね。

藤原竜也さん主演の「カイジ」のような作品が好きな人はおそらくハマると思います。また、この作品に興味がない人でもNetflixに加入しているのであれば、1話に出てくる無人の渋谷のシーンだけでも見てほしいです。もちろん8話全て見るのがベストですが。