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「完全予約制」でクソ客を排除

世の中には様々な職種があります。

中でも、接客業をしていると周囲に迷惑で理不尽な態度を取ったり、罵詈雑言の激しいお客様に遭遇することがあります。

俗に言う「クソ客」です。
表現が若干よろしくないので、以下
「×客様」と表現することにします。

×客様の振る舞いが従業員と他のお客様の雰囲気を悪くさせることは少なくありません

この×客様の来店を拒否できる仕組みが「完全予約制」です。
言うまでもなく1回目は×客様かどう判別できないため、
来店を拒否できるのは2回目以降からです。

来店を拒否するといっても
第三者から見て「あの店は客を選んでいる」とバレないようにする必要があります。

イメージが悪いですからね。

では実際にどのように来店を拒否するのか
例えば、×客様から2回目の来店の予約の連絡で「今週の火曜日の17時以降空いていますか?」と来たとします。

この場合は実際に17時以降に空きがあったとしても、
「火曜日は13時から14時までしか空きがありません。」と答えます。

要するに、
×客様から指定のあった日時は「空いてません」
来れなそうな日時を指定して「ここなら空いています」
と返すのです。

こういうことを言うと
「×客様でも大切なお客様だ!売上が減ったらどうする?」という反論が聞こえてきそうですね。

これに対しての回答は
「×客様は大してお金を落とさない。×客様の対応で従業員の時間が割かれるのは時間のムダ!」です。

これは私の偏見ですが、
×客様は小額しか使っていないケースが多いです。
それなのに訳の分からないクレームで役職者が長時間対応に追われ、店の雰囲気が悪くなる。みたいな状況が起こります。

知人の経営する店に、
「完全予約制」新規客は既存客からの紹介のみ」というやり方を30年以上続けている店があります。

実は、このやり方が最強です。

このやり方は
×客様を初回から高確率で排除できるだけでなく、広告費も一切かからず、ハイエンド向けな店を作ることができます。

言うまでもなく、上記の知人の店は繫盛しています。
無駄が一切ないですからね。

「完全予約制」をうまく使いこなして×客様の来店回数が減れば、
店の客層・雰囲気・従業員のモチベーションは圧倒的に良くなり、結果的に売上のアップにも繋がるのではないでしょうか。