お金

貧乏人は価格でモノを買い、お金持ちは価値でモノを買う

貧乏人は価格でモノを買い、お金持ちは価値でモノを買う

貧乏人とお金持ちの明確な差の1つです。
それぞれの思考の違いを見ていきましょう。

※この記事では、一向に金銭的な余裕がでない人を「貧乏人」、常に金銭的な余裕がある人を「お金持ち」と定義します。

例えば、全財産100万円の人がベットを買いに行くとします。

お店には2万円のベットと25万円のベットが売っています。
あなたならどちらのベットを買いますか?

2万円のベットなら全財産の50分の1
25万円のベットなら全財産の4分の1ですね。

「価格」でモノを買うタイプなら2万円のベットを選ぶでしょう。

頭の中はおそらくこんな感じです。
「25万は流石に高すぎる。2万でも使えればなんでもいいから、こっちにしよう。」

ほとんどの人はこの思考です。
ベットが買えたこと、手元に98万残ることに満足します。

「価値」でモノを買うタイプなら25万円のベットを選ぶでしょう。

こんなことを考えます。
「25万の方が間違いなく睡眠の質はいいし、ベットも長持ちするだろう。これは結果的に安いから、こっちにしよう。」

これがお金持ちに多い思考です。
手元には75万しか残りませんが、そうなること以上の価値を見出します。

なぜ25万円のベットのほうが結果的に安いのかと考えるのか?

それは、下記のような価値を見出すからです。

【1】
①睡眠の質がいい=ストレスが減る
②ストレスが減る=浪費が減る仕事のパフォーマンスが上がる
③仕事のパフォーマンスが上がる=年収が上がる

【2】
①ベットが長持ちする=買い替えが不要
②買い替えが不要=買い替え代金が不要買い替えの手間が不要

これは23万の差額を埋めるほどの価値があると言えるのではないでしょうか。

この記事で言いたいのは、ケチるのが必ずしも正解ではない。ということです。

お金持ちが値段の高いごはんを食べたり、値段の高い家に住んだりするのも、「価格」の裏に隠れた「価値」が関係しているのかもしれませんね。

関連記事→資本主義において、お値段以上はない。お値段なりです。