近年、人事制度の大幅な改革をする大企業が増えてきましたね。
改革内容を大きく分けると下記の2つになります。
①定年廃止・延長するパターン
②早期退職を募るパターン(リストラ)
①は最近だと
YKKグループの定年廃止、ダイキンの希望者全員70歳まで雇用がありましたね。
②は最近だと
Panasonicの早期退職に4000万円がありましたね。
ちなみに、4000万円は退職金の上限であり、対象は勤続年数10年以上で59歳10か月以下の社員という制限があります。
死ぬまで働くor早く辞める
究極の2択ですね。「定年退職」という概念が消えつつあることが見受けられます。
言い換えるなら、
10年ほど前まで信じられていた「60歳で定年退職して年金暮らし」という考えは完全に破綻している。ということです。
今後、上記のどちらかの制度を採用する会社は増えていくと思います。
それに加えて、年金受給開始年齢の引き上げ、年金受給額の減少、増税、医療費の値上げなどもより顕著になっていくでしょう。
もはや老後を見据えて行動した人しか老後を乗り切れない時代です。
あなたは乗り切れそうですか?
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