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ANAとJALは合併するのか

ANAとJALは合併するのか

本日(2月7日)のTwitterにて「ANAとJAL」という言葉がトレンド入りしていました。

ANAとJALは日本でトップクラスの航空会社です。

おそらく
ANAとJALが合併(M&A)するのではないか?
という考えからトレンド入りしたと考えられます。

まず、事実として昨年(2020年)の4月〜12月期の決算はJALが約2000億円、ANAが約3000億円の赤字で2社とも売上高は前年同期比が約66%減だったことが分かっています。

どちらもコロナの影響が顕著に出ていますね。

この事実を踏まえた上で私なりに考察していきます。

飛行機の利用目的は大きく分けると
旅行or仕事の2つに分けることができます。

様々なデータを調べたところ、割合としては旅行が70%仕事が30%といったところでしょうか。

まず、「旅行」について

コロナ禍の場合
お店がやっているかもわからない、帰国後の隔離期間、感染するリスクがある中ほとんどの人は旅行に行きたいとは思わないでしょう。

あの人気番組、「世界の果てまでイッテQ」のロケですら今では日本国内のみとなっています。

コロナが終息した場合
ここでの「終息」の定義を「コロナが世界的にインフルエンザウィルスのような扱いになる」とします。

そうなった場合は、当然昔のように通り旅行客は増えると思います。

しかし、コロナは終息するまで5〜7年かかると言われています。

それだけの期間を赤字を出し続けながら、会社が維持できるかは難しい気がします。
航空会社はただでさえ、固定費がすごいですからね。

次に「仕事」について

コロナの蔓延により、リモートワークでも問題なく仕事ができる」「リモートのほうが効率がいい」ということが証明されました。
言い換えると、「わざわざ仕事のために海外に行かなくてもいい」という考えが浸透したということです。

それにより会社の方針で「今後はリモートでいいや」となった会社も少なくないでしょう。

つまり、コロナが終息したとしても、仕事目的で海外に行くことは減ると考えられます。

まとめ
コロナが「終息」するまで赤字を出しながら会社を維持するのは厳しいため、
合併(M&A)という形が最も現実的なのではないでしょうか。