先日、友人と仕事の話をしていた際にこんな話をされました。
会社には3本鍵があって、次の日出勤する人達がその鍵を持ち帰るシステムになっている。
でも昨日は早く帰る人達が3本とも持って帰ってしまい、残った人達(友人を含む)が施錠ができず、会社で無意味な時間を2時間近く過ごした。
この話の鍵の管理方法にはいくつか問題点があります。
① 出社の際、自分が鍵を持っていない状態で早くついてしまった場合、鍵を持っている人を待つ時間が生じる。
② 退社の際、会社に残っている人が翌日出社ではない場合、施錠ができないため、会社に残っている人が帰れなくなる。
③ ①と②で被害を被った社員のストレスになり、仕事のパフォーマンスの低下、会社へのヘイトに繋がる。
④ 鍵の所在が分からないor把握が難しい。
こういう仕事と全く関係がないところで、訳の分からない労力が生じる会社はハッキリ言ってクソです。
これに関しては以前書いた記事でもまとめています。→ケチると会社は儲かるのか?
もし、この記事を読んでいるあなたの会社が上記のようなシステムで、あなたにそれを変える権限があるのなら、直ちにキーボックスを置いてください。
もちろん、建物がキーボックスを置けないような構造になっているなら別ですが。
ちなみに、キーボックスというのは不動産屋でよく見かけるコレです。↓
キーボックスを置いた方がいいケースは他にもあります。
それは小さい子供に鍵を持たせる場合です。
小さい子供に鍵を持たせたら、鍵をなくしてしまった。というのはよくある話です。
当然ですね。
大人ですら携帯電話や財布をなくすのに、それよりも遥かに小さい鍵を子供がなくさないはずがありません。鍵を首にぶら下げて走り回っていたら尚更です。
ならキーボックスを置けば良くないですか?
無駄な労力や心配から解放されますよ。
あと、キーボックスこじ開けられて鍵を盗まれたらどうするんだ!
という人がいるかもしれませんがキーボックスは思っているよりも頑丈ですよ。
盗む側に立って考えるなら、
キーボックスを壊して鍵を取りだすくらいなら窓ガラス割った方が楽です。
長年、不動産関係の仕事をしていますが、キーボックスこじ開けられて鍵を盗まれた話なんて聞いたことがありません。
どうしても心配なら、キーボックスを見つけづらい場所に隠せばいいですし。
そんな心配をするなら、鍵を持ち帰った社員がスペアキーを作って夜な夜な会社に侵入して金目の物を盗む。とかも想定できてしまいます。
つべこべ言わずにキーボックスを置いてみてはいかがでしょうか。