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若者が全員選挙に行ってもムリ

先日、福岡市長の高島宗一郎さんがインタビューを受けている動画がUPされていました。

その動画で話している内容がかなり面白かったのでご紹介します。

今回見た動画です。↓
「若者が全員選挙に行ってもムリ」福岡市長が“政治のリアル”をガチで教えてくれた

話していた内容を大まかにまとめるとこんな感じです。

①「若者の投票率が低いから選挙にみんなでいこう」という悠長な状況はもうすでに終わっている。

若者が全員選挙に行ったところで、高齢者の投票数には勝てない。
※これがこの記事のタイトルの意味です。

③高齢者と若者の求める政策は違う。

④高齢者と若者の投票はどちらも大事だし、尊重しなければいけないが、
若者にとっては構造的に自分たちの意見を反映させることがムリになっている。

⑤この構造を変えない限りどんどん若者の世代に負担がのしかかることに危機感を覚えるべき。

⑥そのような状況で諦めるのではなく、民主主義をどう確立していくか考えることが大切。

⑦打開策の1つとして平均余命によって票を平準化して割増していく方法がある。

要約すると、
今の日本はシルバー民主主義(有権者全体で高い割合を占める高齢者向けの政策が優先される政治)になっており、構造の改革をしなければ若者の意見は反映されず、若者の世代の負担が増えていく状況であることに危機感を覚えるべき。ということです。

ちなみに、
福岡市では高島宗一郎市長を筆頭にさまざまな行政手続きのオンライン化やデジタル化を率先して進めており、コロナ渦においても福岡市独自のワクチン接種の優先枠の導入や支援も行っているようです。

彼のような思想と行動力のある人物を1人でも多くおもてに出すことが、若者がシルバー民主主義の構造を変える唯一の方法なのではないでしょうか。