古い町並みを保存することについて
前回、モノの価値について書きました。
その関連で少し思ったことがあります。
古い町並みの保存です。
地方に行くと結構ありますよね。
江戸時代の建物とかが綺麗に修復されて公開されています。
古い物を大事にする。
僕は、「これって本当に良いことなのか?」と疑問に思っています。
古い物の維持には、大変な手間とお金がかかります。
はっきり言って金持ちの趣味です。
なので、大都市がやるのはアリだと思います。
しかし、小規模な過疎地でやっていると、大変なのでは無いでしょうか。
生活が苦しい家庭のお父さんが、趣味で高級な真空管アンプでレコードを聞く趣味を持つような感じがします。
ハッキリ言って無理です。
今ならSpotify+スマホ+Boseスピーカーあたりで聞いたら実用上は問題無いのに、金も無いのに何こだわってるの?って感じがします。
田舎の古い町並み保存も、通りを全部残して世界から観光客が来て維持費より儲けが多ければやっても良いと思います。
しかし、ごく一部だけ残していて、規模もしょぼく、お客さんより管理業務に関わる公務員の方が多いところがたくさんあります。
住民は、オーディオ趣味に走る貧乏家のお父さんに苦しめられる家族、みたいになっていませんかね?
古い町並み保存。本当に必要なのか、考えなおしてみませんか?
次は、古いモノを持っている家は貧乏になるのではないか?について考えます。
→古いモノを持ている家は貧乏になるのではないか?